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皆さまこんにちは。UnlocXが世界のFood Innovation Newsとコミュニティ情報をお届けする“Foodtech EYES”です。


今号では、MUST READとして「Beyond Smart Cities: The Rise of Regenerative Urbanism」を取り上げました。都市は、効率化(スマート化)だけでなく、生態系・コミュニティ・都市構造そのものを“再生”させていくべきだという内容の記事です。その中で特に印象に残ったのが、SKSJでもおなじみの Sara Roversi 氏による “Smart made us faster, but not wiser.”(スマート化は私たちをより速くしたが、より賢くはしなかった)という一節でした。


今号では、首相主導の国家成長戦略の中で、フードテックが独立した重点分野として位置付けられたというニュースも紹介しています。今後、この領域にはさらに多くのプレイヤーが参入してくることが期待されますが、効率化だけを追い求める罠に陥らず、食が本来もつ生態系や都市構造へのインパクト、人と人とのつながりを生み出す役割を見失わないことが重要です。

フードテック産業が、Regenerative(再生的)な視点を持った産業として成長していくことを願っています。


では、今号も国内外から注目の記事を厳選してお届けします。


本メールは、株式会社UnlocXのメルマガ登録者ならびに、過去に弊社メンバーと繋がりのある方、名刺交換させていただいた方、当社が開催した各イベントにご参加頂いた方にお送りしております。配信を解除されたい場合は、最下部を御覧ください。


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👉今号の目次

・INSIGHTS from RECENT MUST READ ARTICLES

・MUST READ ARTICLES

・COMMUNITY NEWS

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INSIGHTS from RECENT MUST READ ARTICLES

✍今号では、新体制となった日本政府の食糧政策に関する記事をふたつピックアップしました。高市首相のもと、国家成長戦略の17分野に「フードテック」が明記され、供給体制強化と産学官連携による投資ロードマップの策定が動き始めています。また、鈴木農林水産大臣がSKS Japan 2025にサプライズ登壇した記事では、従来の保護主義的な政策から転じ、「稼ぐ」という言葉で食・農業産業を“ビジネスとして拡大する”という覚悟が強調されています。


グローバル視点では、都市国家であるシンガポールが食料輸入への依存を減らす「30 by 30」政策を転換し、タンパク質と繊維の国内生産、輸入の多様化、備蓄、そして世界的なパートナーシップを目標とする新たな4本柱の戦略を採用しました。都市の文脈でもうひとつ注目すべきは、「スマートシティ」の次のフェーズとして語られる “再生可能な都市/再生都市”の概念。Regenerative Urbanism は、効率化(スマート)だけではなく、生態系・コミュニティ・都市構造そのものを再生・循環させることを目指しています。都市と食、暮らしが交差する場面で、食インフラ・地域の食文化・都市デザインを問い直す議論が進んでいます。


また、年末を控えて今年もWhole Foods Marketが来年のトレンドレポートを発表しました。2026年に向けて「食物繊維強化」「冷凍・即席食品の質の向上」「機能性+味覚」「グローバル風味の飲料」などが主要テーマとして浮上しています。紹介している記事は、日本語訳と注釈がついているので、ぜひご覧ください。


さらに、京都大学と大塚製薬株式会社による、胃酸を利用して発電・充電可能な「デジタル錠剤」が腸内環境モニタリングに挑むという記事もピックアップしました。これまで難しかった腸内を監視する本技術によって「何を食べるか」だけでなく「体がどう反応しているか」を捉える精度が一層加速しそうです。

MUST READ ARTICLES

上記で紹介した記事はこちら👇


📌MARKET OVERVIEW

日本政府、フードテックを国家戦略分野に指定|官民連携で供給力を抜本的強化

Foovo  2025/11/7


📌FUTURE FOOD

Singapore Food Security Plan Drops '30 By 30' Policy & Lab-Grown Meat

greem queen 2025/11/6


📌PERSONALIZATION

胃酸で発電し充電し腸内環境を監視する「デジタル錠剤」、京大と大塚製薬が開発

Forbes JAPAN 2025/11/4


📌PARTNERSHIPS & ECOSYSTEM

Japan's new agriculture minister breaks with tradition: "Earn, earn!"

AgFunder 2025/11/4


📌EATER’S TREND

Articles | Whole Foods Market、2026年の食品・飲料トレンドを予測 

Yellow page 2025/10/29


📌FOOD × CITY

Beyond Smart Cities: The Rise Of Regenerative Urbanism

Forbes 2025/11/3


▶その他、EYES編集メンバーが選んだ、フードイノベーションをキャッチアップ

する上でのMUST READ厳選記事30本をデータベースで公開しています。

(カバー領域:Market Overview, Future Food, Food AI, Personalization, Food Manufacturing, Future Retail & Restaurant, Future Kitchen, Agriculture, Sustainability & Regeneration, Local Food System, Partnership & Ecosystem, Food for Well-being, Eater’s Trend, etc)


Information from SKS JAPAN Community


イベントや新商品、採用情報などSKSコミュニティからのお知らせのコーナーです



【CONTEST】フードテック官民協議会フードテックビジネスコンテスト(10/1-11/30)

フードテックは、人口増加に対応した食料供給や環境保護等の社会課題の解決につながると期待されています。また健康志向やアレルギー対応等、食に求める人々のニーズの多様化に対応するビジネスとしても注目されています。そこで、フードテック官民協議会が主催する本ビジネスコンテストでは、新しい食料の生産から加工、流通、消費に至るバリューチェーンを変革するあらゆる新しい技術や仕組みを活用したアイデアを3つのテーマから募集し、日本発のフードテックビジネスの育成及びフードテックビジネスの認知度向上に繋げることを目指します。(公式サイトより)

詳細はこちらから


【EVENT】“Community Beer Project” リジェネラティブな街の未来の描き方~クラフトビール作り×トランジションデザインアプローチから探る~(11/19)

Future Food Institute (以下、FFI)は2025年のTokyo Living Labのマンスリーイベントとして、連続イベント:Regenerative City Inspiration Talk〜東京からリジェネラティブな都市の未来について考えよう!〜を開催します。シリーズ第7回となる11月のテーマは「ビール造りを通したトランジションデザイン」です…!

昨年のREGENERACTION JAPANの参加型カンファレンス"Unconference" を起点にスタートしたCommunity Beer Projectの集大成として、この取り組みで誕生したクラフトビール”FIRST STEP”のお披露目とプロジェクトリーダーでシステミックデザイナーでもある松村 大貴 氏、松原 大藏 氏のおふたりにお話しいただきます。 

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【EVENT】Sustainable Food Night#32『お米が生み出す牛乳たんぱく質~新時代の農業のカタチ』(11/20)

Sustainable Food Night #32では、株式会社Kinish CEOの橋詰 寛也氏をゲストに迎え「お米が生み出す牛乳たんぱく質~新時代の農業のカタチ」のテーマのもと、トークセッションと試食懇親会を開催します!株式会社Kinishは、植物分子農業の技術を活用し、お米を新たなたんぱく源として活かす研究・開発を行うフードテック企業です。日本の農業資源を活かしながら、持続可能でおいしい食の選択肢を創出することを目指しています。イベントでは、お米を原料に牛乳たんぱく質を生み出す技術を中心に、モデレーターたちと一緒に深掘りしていきます! 

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【EVENT】[プレセッション] AI時代のリジェネラティブ・クリエイティビティ ~循環と再生で都市に“一石N鳥”を生む創造性とテクノロジー~(11/20)

12月開講予定のゼミでは、都市を再生するための多様なAI/テクノロジーの先端事例を多数のゲストから学びながら、対話を通じて「リジェネラティブ・クリエイティビティ」を広く活用できる形にアップデートし、参加者ひとりひとりが都市に“一石N鳥”を生む具体案を考えることを通じて、気候危機時代の課題解決の解像度を高めることを目指します。本プレセッションでは、UoCの研究メンバーに加えて、ゲストに株式会社UnlocX代表取締役CEO で「SKS JAPAN」創設者であり、リジェネラティブやフードテックに広い知見を持つ田中宏隆氏を迎え、12月開講予定のゼミの概要紹介を含め、これからの都市の再生に不可欠な「リジェネラティブ」な創造性とテクノロジーについて対話する予定です。

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【EVENT】美食地政学講座「おいしい未来のつくりかた」(11/25)

このたび、「美食地政学講座」の一環として6月に実施したセミナー、「おいしい未来のつくりかた」の2回目にあたります、「2皿目」を開催いたします。本講座は、サステナブルな食のあり方や地域と食のつながりに関心を持つ方々とともに、講演・対話・試食を通して「おいしい未来のつくりかた」を考える、対話型の勉強会です。サステナブル・レストランの実践や、地域に根ざした飲食店による取り組みをもとに、食・地域・ビジネスをよりよいかたちでつなげていく可能性について考えてまいります。

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【EVENT】【児玉雨子×柳澤田実】「感情」から消費社会を徹底解剖する ──転売、推し活、生きがい(現地/配信)(11/29)

現代の消費社会は人々にいかなる「感情」を喚起し、「生きがい」を与えるのか。そのポジティブ/ネガティブな側面はなにか、そしてそうした状況にいかにして向き合えばよいのか。小説家と哲学者それぞれの視点から、現在地からサバイバル術まで喋り倒す。(公式サイトより)

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【EVENT】飲食革命(12/1)

飲食業界を盛り上げるために、レストランテック関係者が著名な業界関係者を囲んで飲み語らう会「飲食革命」です。参加者全員がコミュニケーションをとり、人脈づくりと新たなDXアイデアを生み出す場として、毎月1回開催しています。ゲスト 株式会社UnlocX 代表取締役CEO 田中 宏隆※参加者が限定されているイベントです。詳細は以下の公式ページをご確認ください

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【EVENT】~イノベーションがアグリビジネスの未来を切り拓く~ 発酵×テクノロジーで紡ぐ、伝統と健康の新時代(12/2)

一般社団法人アグリフューチャージャパン(理事長:合瀬宏毅、東京都港区)は、アグリビジネス領域において現在活躍されている方やイノベーション・新規事業支援を専門とされている方にご登壇いただき、アグリビジネスの新たな可能性や最新のビジネス動向、イノベーションに繋がる着想などについてお話しいただくオンラインセミナーをシリーズでお届けいたします。今年度第三回目は2025年12月2日(火)に、発酵技術とテクノロジーを融合し、日本の伝統食である味噌を現代の栄養学に基づいて再構築し、完全栄養味噌汁などを開発するフードテック企業である株式会社MISOVATIONの代表取締役 斉藤 悠斗氏に、創業の想いや取り組んでいる事業、食と地域の未来についてお話をいただきます。

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【EVENT】「ネクストファミリー」時代の価値創造を考える──2050年の家族・パートナーシップ像と企業経営のかたち(12/4)


本セミナーでは2050年における家族・パートナーシップ像のあり方、「ネクストファミリー」とはなにか、また、「ネクストファミリー」が企業経営に与える影響や事業・組織・社会をどのように変化させていくのかについて講演とディスカッションを通じて探索していきます。


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【EVENT】3Dフードプリンタを通じた食のデジタル化による食の可能性と現在地(12/9)

 近年3Dプリント技術の進化により、「食のデジタル化」が新たなフェーズに入っています。Byte Bitesでは、3Dフードプリンタを活用した新しい食体験の研究開発・共創プロジェクトを推進しています。

 本セミナーでは、食のデジタル化の最前線を紹介しながら、技術の現状・社会実装に向けた課題・そして広がる応用可能性について探ります。

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【EVENT】『システミックデザイン』による新たなるビジネス機会の創出──『気候変動 × 都市』をテーマに考える(12/10)

 慶應義塾大学ではいま注目を集めるイノベーション創出手法である「システミックデザイン」の方法論を活用し、社会性と経済性を両立する21世紀型企業へのシフトを支援する「慶應システミックイノベーション・センター(Center for Systemic Design & Innovation, Keio)(仮称)」の設立に向けて活動を開始します。本イベントは、システミックデザインの手法を通じて「気候変動 × 都市」分野における課題の特定や介入点の特定、新しいソリューションについて検討していくワークショップです。


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【EVENT】JiF次世代を創るグローバルミートアップ2025 in Tokyo(12/17)

 ~日本の可能性を最大化するループバウンドビジネス~

「JiF次世代を創るグローバル・ミートアップ GMU2025」は、日本の可能性を最大化する新しいビジネスモデル「ループバウンド」をテーマに、インバウンドとアウトバウンドを循環させる次世代型グローバル戦略を議論するミートアップイベントです。2025年12月17日、六本木ヒルズ内のハリウッド大学院大学で開催され、業界リーダーや行政、企業の第一線が集結。第1部では日本食品の海外展開や海外需要の取り込みなど、双方向の価値創出について議論。基調講演ではループバウンドの大戦略を解説し、第2部では「人・食・モノ・情報」が国境を越えて循環する未来像を多角的に検討します。

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【PODCAST】たべものインテグラル#31【いんディグ】「微生物インダストリー」が描く未来!バイオものづくりと固体発酵のポテンシャル フジワラテクノアート(後編)


醸造機械トップメーカーの株式会社フジワラテクノアート社への特別インタビュー、いよいよ「微生物の牧場」が描く未来に踏み込む後編です!今回は、同社が提唱する「微生物インダストリー」という壮大な構想を深掘り。2050年に石油化学(オイルリファイナリー)に代わって浸透していくバイオ物作りの巨大な変革と、日本の伝統技術である固体バイオが微生物の可能性をいかに最大限に引き出すか(アンロック)というポテンシャルに大興奮!主役は微生物、そして現場の技術者の「属人性」(スペシャリティ)を尊重するフジワラテクノアート流の物作り哲学まで、ワクワクの議論が展開されます!


エピソードはこちらから


📻PODCASTは、上記リンクの他に、各種音声配信プラットフォームでお聴きいただけます

📻たべものラジオでは、活動を応援してくださるたべらじサポーター募集中です!食を面白く学べる活動へのご支援はこちらから受け付けております。



【今月のSustainable Food Museum】

西新橋にあるSustainable Food Museumは、フードテック領域のスタートアップをはじめとした、サステナブルな新食材に関連する厳選100企業の新たなアイデアやサービスを展示・紹介する拠点です。


🍽️11月の期間限定メニューは3社とコラボ!詳細はこちら


【BOOK】『農研機構技報』特集 発酵


農研機構は、微生物の力を活用した発酵技術の研究を通じて、食品の品質・機能性の向上、地域資源の有効活用、環境負荷の低減など、食品産業の発展や社会課題の解決を目指している。

『農研機構技報』第18号特集では、微生物の力を活かした新たな食や産業の創出のため乳酸菌、麹菌、澱粉構造、副産物のアップサイクルなど、多様な切り口から発酵研究の最前線を紹介する。

同技報は、冊子のほか、農研機構のホームページから電子ブックなどで閲覧できる。(農業協同組合新聞より)

詳細はこちらから



それではまた次回のFoodtech EYESでお会いしましょう



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株式会社UnlocX(UnlocX & Co.) 

https://unlocx.tech/


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■お問い合わせ / Inquiry

foodtech_eyes@unlocx.tech


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