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皆さまこんにちは。UnlocXが世界のFood Innovation、フードテックに関するニュース、イベント、コミュニティ情報をお届けする“Foodtech EYES”です。


おかげさまで本号でFoodtech EYESは50号を迎えました。いつもお読みいただき誠にありがとうございます。今後も皆様にフードテックにまつわるニュース、食の未来を思考する上で重要な観点を提示してくれる記事やレポート、スタートアップやフードイノベーターと出会えるイベントの紹介など、注目の情報をお伝えしていきます。


50号を記念しまして、というわけではないのですが、フードテックや食の未来に関する国内外のイベント、SKS JAPANコミュニティの方々が主催するイベントをリスト化したページを作ってみました。フードテック注目イベントを知りたい、行ってみたいと思う際ぜひご参照ください。


さて、私は3月8日にOcean Forest Project第1回海藻サミットに参加してきました。会場である京都調理師専門学校に、100名は超えていたでしょうか。半数以上が料理人や料理にまつわるプロフェショナルの方々、その他企業や行政が集まる場で、今、海が置かれている状況、料理人から見た海藻の可能性、そして贅沢にもトップシェフが考案された海藻メニューを試食しながらセッションを聞く、という素晴らしいサミットでした。印象に残ったのは、「なぜ海藻は進化してこなかったのか」というパネリストからの問いでした。これには海藻の栽培方法、活用方法、産業としての進化、など幅広い意味が込められていたと思います。進化していないかというと、決してそんなことはないと思うのですが、多くの生活者にとって、そして料理人にとっても、海藻はごく当たり前すぎる食材で、問いを言い換えれば、「なぜ海藻はこれまで注目を浴びてこなかったのか」とも言えます。コンビニエンスストアで売られているおにぎりには、いつの間にか海苔が使われないものも増えました。欧米では新たなプロテイン食材としても、さまざまな機能成分についても、脚光を浴びています。一般社団法人goodseaでは、海藻についての調査レポートや、多くの識者との対談記事など掲載されていて、非常に読み応えがあります。ぜひサイトを訪れてみてください。


では、今号のFoodtech EYESを始めていきましょう。

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👉 Contents

  • MUST READ ARTICLES
  • COMMUNITY NEWS
  • BOOK RECOMMENDATION

INSIGHTS from RECENT MUST READ ARTICLES


では、今号のMUST READ記事をご紹介していきます。

MUST READ ARTICLES


📌MARKET OVERVIEW

Iran Conflict: What does this mean for global food sector?

米国・イスラエルとイランの衝突激化は、世界の食品産業に複数の影響を及ぼす可能性がある。特に重要なのはホルムズ海峡の混乱で、この海上ルートはエネルギーや食料関連の輸送において重要な役割を持つ。紛争により原油・天然ガス価格が上昇し、食品製造や輸送コストが高騰するリスクがある。また航路の混乱は米や肉など主要食材の供給を不安定化させ、物流遅延や価格変動を招く可能性が指摘されている。さらにエネルギー価格の上昇は肥料や農業投入資材のコストにも波及し、穀物や植物油などの農産物価格を押し上げる恐れがある。結果として食品メーカーのコスト増、食品価格上昇、サプライチェーンの不安定化が世界的に広がる可能性がある。

(Foodnavigator 2026/3/3)


📌FUTURE RESTAURANTS

Cava hits $1B in sales, but traffic growth slows

地中海料理のファストカジュアルチェーンCavaは、次の「Chipotle」として成長性が高いブランドとして投資家の注目を集めてきた。2025年には年間売上が初めて10億ドルを突破し、出店拡大を背景に売上は前年比で大きく成長した。一方で2025年第4四半期は既存店売上が0.5%増にとどまり、来店客数は約1%減少した。売上の伸びは主に価格や商品ミックス改善によるもので、インフレ環境下で外食客数が減少する業界全体の課題も表れた。Cavaはメニュー開発や価値訴求を強化し、来店客数の回復と継続的な出店による成長を目指している。

(RESTAURANTDIVE 2026/2/24)


📌FUTURE RETAIL 

Walmart sees speed and convenience boosting trust in its AI agent

米小売大手Walmartは、AIエージェントによる「スピード」と「利便性」の向上が、顧客の信頼獲得につながると強調している。同社のショッピング支援AI「Sparky」は、商品検索、レビュー要約、購買提案などを行うツールで、すでにWalmartアプリ利用者の約半数が利用している。Sparky利用者は非利用者に比べて平均注文額が約35%高いなど、購買行動にも影響が出ている。Walmartは、買い物にかかる時間を短縮することが顧客満足とロイヤルティを高めると考えており、AIを「時間節約のツール」として位置付けている。今後はAIエージェントをさらに高度化し、購買体験の効率化とEC成長を加速させる方針である。(RETAILDIVE 2026/2/26)


📌FUTURE FOOD

 Beyond Meat Expands Protein Drinks Line After 'Strong Consumer Response'

米植物肉企業の Beyond Meat は、炭酸タイプの植物性プロテイン飲料「Beyond Immerse」の新フレーバーを発表し、飲料カテゴリーへの拡張を進めている。新たにチェリーベリー、ストロベリーレモネード、ピニャコラーダ、キューカンバーグレープフルーツの4種類が追加された。製品はエンドウ由来タンパク質をベースに、1缶あたり10gまたは20gのタンパク質と7gの食物繊維を含み、60〜100kcalの低カロリー設計となっている。Beyond Meat は植物肉市場の成長鈍化を受け、飲料など新カテゴリーへ多角化を進めている。高タンパク・高食物繊維の軽い飲料フォーマットは、健康志向やGLP-1薬の普及による食習慣の変化を背景に需要が拡大しているとされる。(green queen 2026/2/27)


📌FUTURE FOOD 

 Puratos to Launch World's First Lab-Grown Chocolate for Professionals

ベルギーの食品素材企業 Puratos は、米スタートアップ California Cultured と協力し、培養カカオ(細胞培養カカオ)を使ったチョコレートを開発している。2026年には米国市場で、パティシエや食品メーカー向けに世界初の商業用「培養カカオ入りチョコレート」を発売する計画だ。技術はカカオ植物の細胞を採取し、栄養培地の中で培養して増殖させ、発酵・焙煎してカカオ原料を作る仕組みである。近年は気候変動や病害によりカカオ供給が不安定化し、価格が過去最高水準に高騰しているため、代替技術への関心が高まっている。培養カカオは従来農業を置き換えるものではなく、気候に依存しない補完的な供給源として、品質と供給の安定化を目指す取り組みとされる。(green queen 2026/2/25)


▶その他、EYES編集メンバーが選んだ、フードイノベーションをキャッチアップ する上でのMUST READ厳選記事をデータベースで公開しています。

(Covered Areas:Market Overview, Future Food, Food AI, Personalization, Food Manufacturing, Future Retail & Restaurant, Future Kitchen, Agriculture, Sustainability & Regeneration, Local Food System, Partnership & Ecosystem, Food for Well-being, Eater’s Trend, etc)

     

Information from SKS JAPAN Community

イベントや新商品、ポッドキャストなどSKSコミュニティからのお知らせのコーナーです

【EVENT】THE BENTOBOX DEMODAY & CO-CREATION SUMMIT 2026 (3/30)

一般社団法人Next Prime Foodは、2025年11月より食・農・素材・エネルギーなど食の未来領域における新規事業開発を支援する実践型共創プログラム『THE BENTO BOX』を開始しました。大企業7社と40社を超えるスタートアップが、対話を通じてユニコーンクラスの事業案の創出や事業化に取り組んできました。 


THE BENTO BOX とはTHE BENTO BOX DEMODAYとは? プログラムに参加した企業がこれから一体何を仕掛けていくのか「突き抜けた事業案」の発表がある他、食領域における次世代ユニコーン級事業の可能性を具体的に議論・接続していきます。 これからの食産業の未来を国、産業、企業、スタートアップの挑戦を同一の場に集約し、単なる情報共有にとどまらず、次のPoCや事業連携につながる対話の場となります。

+企業で新規事業に取り組まれている方 
+単独で取り組むことに限界を感じている方 
+仲間に出会い方 
+発信の場を求めている企業の新規事業担当の方 
+企業と一緒に取り組みたいスタートアップ・ベンチャーの方  

などなど、 こうした分野に関心のある皆様のご参加お待ちしております!!
👉 申込みはこちらから

【STARTUP NEWS】飲む発酵文化、誕生。コーヒーのように片手で味わう新しい味噌汁「味噌湯」、3月7日より佐賀・嬉野の和多屋別荘から展開開始

株式会社MISOVATIONは、日本古来の発酵食品である味噌を、片手で楽しめる発酵ドリンクとして食事の外でも楽しめるかたちへ再設計した「味噌湯(みそゆ)」をローンチしました。2026年3月7日(土)より佐賀県嬉野市の老舗温泉旅館「和多屋別荘」にて提供を開始します。併せて、3月7日(土)〜3月30日(月)の期間、ローンチを記念したPOPUPイベントを同地にて実施します。今回の嬉野でのローンチを起点に、今後は全国展開を目指してまいります。


味噌湯に込めた思い及びプロダクト情報はこちらから
※MISOVATIONは、FOOD TECH VENTURE DAY NEO Vol.2にて、「和多屋別荘賞」を受賞しています

イベント詳細、その他の直近のイベントはこちらから

   

  

BOOK RECOMMENDATIONはじめてさんも、あらためてさんも 料理のしくみがわかる本


料理の「なぜ?」をすっきり解決。 味の素社初の料理のまなび本 自炊力を身につけよう! 「レシピに頼りすぎず、自由に料理できる人を増やしたい」そんな思いで味の素社がつくった、料理のまなび本です。 味の素社食品研究所の「調理科学」の知見を取り入れながら、レシピには書かれていない調理工程の「なぜ?」を丁寧に解説。 掲載の30品を順につくることで、「一生モノの自炊力」が身に付きます! 料理をこれからはじめる「はじめてさん」から、料理を学び直したい「あらためてさん」まで。「レシピを見ないで料理ができるようになりたい」「料理をもっと自由に楽しみたい」という方のための一冊です。


詳細はこちらから

   

これまでご紹介してきた書籍リストを公開しています。ぜひご覧ください。


Foodtech EYESのこれまでのアーカイブはこちらからご覧いただけます。



それでは次回のFoodtech EYESでお会いしましょう。

See you in the next Foodtech EYES!

     
     

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