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皆さまこんにちは。UnlocXが世界のFood Innovation Newsとコミュニティ情報をお届けする“Foodtech EYES”です。


新年そうそうUnlocXメンバーはCES2026に参加していましたが、ちょうど同じタイミングで米国では新しい食事ガイドラインが発表され、物議を醸しています。1月5日にロバート・F・ケネディ・ジュニア保健長官が発表したのは、ステーキやバター、牛脂といった飽和脂肪の多い食品を推奨するもので、これまで科学者たちがどちらかというと食べないように推奨してきたものがクローズアップされた形です。まさに発表のその日に開催されたFoodtech Conference@CESでもこの話題が持ちきりとなりました。米国の食品スーパーに行けば、プロテイン入りであることがアピールされ、コーヒーチェーンに行っても「プロテインラテ」が並ぶなど、プロテイン祭りの状態に見えました。GLP-1の普及が進む中、プロテインや栄養補給に関心が高まっていることは間違いないようです。


さて、こういうトレンドが一時期のブームなのか、それとも人間の根源的な食に対するスタンスなのか、それを捉えることは非常に重要で難しいことですが、2025年12月20日に刊行された「教養としてのフードテック」は、食を多面的に捉えて統合知を紡ぐことを実践している書籍になっていますので、直接の回答がそこにあるわけではないですが、ぜひご参照ください。


では、本号も気になる記事をピックアップしましたので見ていきましょう。


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👉今号の目次

・INSIGHTS from RECENT MUST READ ARTICLES

・MUST READ ARTICLES

・COMMUNITY NEWS

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INSIGHTS from RECENT MUST READ ARTICLES

では、今号のMUST READ記事をご紹介していきます。


米国で、注射ではなく錠剤で服用できる初のGLP-1系減量薬が2026年1月に登場しました。注射への抵抗感が低く、価格も下がる可能性があるため、利用者の拡大が見込まれています。これにより、食事量の減少や高たんぱく・健康志向への消費行動の変化が進み、食品メーカーや外食産業は商品設計や表示の見直しを迫られています。特にファストフード支出の減少傾向が注目されています。


ドバイ・フューチャー・フォーラム2025では、未来の食を体験的に紹介する「Future Food Sampling」セッションが開催されました。Forward FoodingとEmirates Flight Cateringが協力し、従来の食品システムに代わる革新的な食のソリューションを実際に味わえる形で提示しました。ドバイで一体どんなFuture Foodが展開されたのか、その一面が見られるレポートです。


CESでは、Foodtechが注目される要因の1つとして、気候変動への対応と食料安全保障の課題が多く議論されていましたが、現場ではさらに混沌としているようです。コートジボワールの主要港アビジャンとサンペドロで、カカオ豆が例年より大量に積み上がっています。ココアの品不足と価格の高騰はサプライチェーンにも深刻な影響を与えています。

そんな中、米国のスタートアップ「Shinkei Systems」は、漁業の社会課題に挑むスタートアップで、CESでも登壇していました。漁船でAIとロボティクスを使い、魚の鮮度を高め廃棄を減らす技術を開発しています。コンピュータビジョン搭載ロボット「Poseidon」は、魚を素早く識別し、日本の「池締め」技術を自動化してストレスを抑えつつ瞬時に処理します。創業者とCESでお話しましたが、日本企業とのコラボレーションも積極的にしていきたいということでしたので、要注目ですね。

英国政府は、子どもの肥満対策として「高脂肪・高塩分・高糖質(HFSS)」食品の広告規制を強化しました。テレビでは午後9時まで、オンラインでは終日、こうした“ジャンクフード”の広告が禁止されます。ブランド名やロゴの表示は可能ですが、実際の食品画像や誘引的な映像は制限され、子どもたちの不健康な食品への曝露を減らす狙いです。政府は、この措置が将来的に幼児肥満の改善につながると見込んでいます。

さて、年末にはSKS JAPAN 2025について、日経クロストレンドから2本記事が発信されました。「外食の未来とグローバル化3.0への道」 「食のバリューチェーン再構築に挑む」 「日本発フードテックをいかにグローバル展開していくか」「実践者が語る日本発フードテック海外展開の要諦」こうしたセッションのまとめが掲載されています。とくに「日本発フードテックをいかにグローバル展開していくか」のセッションでは、UnlocXがKitchenTown、リバネス、The Spoonと運営している日本のスタートアップの米国市場参入支援プログラム「Cross Bridge Program」についての議論もしていますので、ぜひご参照ください。


MUST READ ARTICLES

上記で紹介した記事はこちら👇


📌FUTURE FOOD

注射から飲み薬へ、米の新「減量薬」の普及が食品企業に迫る改革

ロイター通信  2026/1/2


📌FUTURE FOOD

Tasting Tomorrow: Future Food Sampling at the Dubai Future Forum 2025

FORWARD FOODING  2026/1/10


📌AGRICULTURE

Cocoa Piles Up At Ivory Coast Ports As Buyers Face Cash Shortage

OCEAN CREW  2025/12/7


📌FUTURE RESTAURANT & RETAIL

日本の外食産業やシェフに必要なエコシステムとは?【SKS JAPAN】

日経クロストレンド 2025/12/25 #SKSJapan2025


📌PARTNERSHIPS & ECOSYSTEM

日本の食産業が海外市場を攻略する具体的方法とは? SKS JAPANリポート

日経クロストレンド  2025/12/23 #SKSJapan2025


📌SUSTAINABILITY & REGENERATION

Shinkei Hopes Bringing Robotics & AI to the Fishing Boat Leads to Fresher Fish and Less Waste

THE SPOON 2025/12/18


📌FOOD FOR WELL-BEING

Junk food TV and online advert ban comes into force

BBC 2026/1




▶その他、EYES編集メンバーが選んだ、フードイノベーションをキャッチアップ

する上でのMUST READ厳選記事30本をデータベースで公開しています。

(カバー領域:Market Overview, Future Food, Food AI, Personalization, Food Manufacturing, Future Retail & Restaurant, Future Kitchen, Agriculture, Sustainability & Regeneration, Local Food System, Partnership & Ecosystem, Food for Well-being, Eater’s Trend, etc)


Information from SKS JAPAN Community


イベントや新商品、採用情報などSKSコミュニティからのお知らせのコーナーです



【EVENT】Minato City Open Innovation Fair Food Innovation Circle(2026/1/19) 

 港区立産業振興センターで年1回開催している「事業規模・業界を超えた、イノベーション創出の祭典」。今回のテーマは「食」。今年は「Create」「Sustainable」「Wellness」という3つの視点から、“食のこれから”を探ります。展示ブースや講演、トークセッションを通じて、先端技術やサービスに触れながら、新しいビジネスのきっかけや協業の可能性を広げることができます。

日本が抱えるフードロス、食料自給、ウェルビーイング、持続可能性といった課題に対して、最前線で挑む企業やスタートアップの取り組みをご紹介します。食とテクノロジーが交わる場に参加することで、これまでにない発想や出会いが広がるはずです。あなたの次の一歩につながる発見をぜひ体感してください。(公式サイトより)

詳細はこちらから



【EVENT】Next Kitchen 2026(2026/2/3-6) 

「Next Kitchen」は、日本市場進出に関心のある海外フードテックスタートアップを最大10社神戸に招へいし、海外フードテックとの協働に関心のある国内企業とのビジネスマッチング(商談支援)を実施するプログラムです。2022年度から実施しており、今年で4回目を迎えます。JETRO(日本貿易振興機構)、兵庫県、神戸市によって主催され、日本政府のイニシアチブの一環として実施されています。

Pasona Inc. と CROSSBIE GmbH をパートナーに迎え、国内の主要企業とフードテック・スタートアップをつなぎ、持続可能な食のソリューション創出を促進します。食習慣の変革、より健康的な食生活の推進、流通や物流システムの改善など、私たちは共に「食の未来」を築けると信じています。(公式サイトおよびJETRO HPより)

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【EVENT】食品ロスゼロテクノロジーサミット2026(ロスゼロサミット2026)(2026/2/10) 

 2025年12月、一般社団法人フローズンエコノミー協会と食品ゼロテクノロジー協議会が統合され、一般社団法人食品ロスゼロテクノロジー協会が発足いたしました。「テクノロジーで食品ロスをゼロに」をミッションにかかげ、サプライチェーン全体で食品ロスゼロに取り組む事例をあますことなく議論していきます。


詳細はこちらから


【EVENT】ガストロノミーシンポジウム掛川 2026 (2026/2/23) 

食に関する社会課題を知り、地域の多様な食の価値を再発見:私達の生活を支える食はどうなっているのか。地域に根ざす食文化はどこからやってきて、これからどんな未来を描くのか。食に関わる様々なジャンルのプレイヤーの活動と、歴史的地理的背景などを学ぶ機会をつくります。食の未来をともに考え、ともにつくる仲間とつながる機会を創出:つくる人、運ぶ人、加工する人、販売する人、食べる人、みんなつながり、新たな事業を生み出す土台となるコミュニティを形成します。SKS JAPANでもおなじみ、たべものラジオが主催するイベントです。(公式サイトより)

詳細はこちらから



【PODCAST】たべものラジオ~食を面白く学ぶ~ #271(s29-13)憧れのイギリス料理サンドウィッチの始まり〜New Style Sandwich〜

イギリスから海を渡り、アメリカで「魔改造」されたサンドイッチの物語。かつてイギリス貴族が嗜んだ繊細な一口サイズは、産業革命期のアメリカで、空腹の労働者を支える「巨大で温かい」料理へと変貌を遂げていく・・。(公式サイトより)

エピソードはこちらから


【PODCAST】たべものインテグラル #35【SKSJAPAN2025徹底振り返り④】〜「医食同源」の再定義:リジェネラティブ・フードとFood as Health


AIによる調理の再現性や「五感録音」の最前線、また日清食品の事例を通じ、完全栄養食がもたらす健康への行動変容や、東洋の「医食同源」を超えた「Food as Health」、地球環境を回復させるリジェネラティブな食の未来像を考える。

エピソードはこちらから


📻PODCASTは、上記リンクの他に、各種音声配信プラットフォームでお聴きいただけます

📻たべものラジオでは、活動を応援してくださるたべらじサポーター募集中です!食を面白く学べる活動へのご支援はこちらから受け付けております。



【今月のSustainable Food Museum】

西新橋にあるSustainable Food Museumは、フードテック領域のスタートアップをはじめとした、サステナブルな新食材に関連する厳選100企業の新たなアイデアやサービスを展示・紹介する拠点です。


🍽️1月の期間限定メニューは3社とコラボ!詳細はこちら


🎤1/15開催 

次に来るドリンクはこれ!☕🍵心にも地球にも優しい玄米コーヒーと桑茶の体験イベント/Sustainable Food Showcase vol.13  詳細はこちら


🎤1/22開催 

日本の食の恵みで令和を生き抜くブランディング戦略✨自由が丘クラフトアイスのHiOLI🐄 Sustainable Food Night#34🌱 詳細はこちら



【BOOK】しくみを知ればもっと楽しめる! 調理の科学 おいしさの教科書(石川伸一 監修)


■「おいしさ」とは何か?

香りや色、温度、食感、さらには過去の記憶やその場の雰囲気まで、「おいしさ」はさまざまなもので構成されます。本書は、宮城大学教授で「ガストロノミー研究室」を主宰する石川伸一氏の監修で、おいしさを解き明かす科学のエッセンスを、家庭の台所でも役立てられる形で紹介します。


■おいしさを構成する要素を一つひとつ解説

五味、うま味、香りなどを、どう扱えば料理がもっとおいしくなるのか? 知っているようで知らない身近な「味」の知識を、イラストを交えてわかりやすく解説します。塩もみ、加熱調理といった調理方法や食材の特性について、理解を深める読み物も豊富。知識を身につければ、料理をするのも、食べるのも、もっと楽しくなります。


■いつもの料理が一味おいしく

ハンバーグ、オムレツ、野菜炒めなど、いつもの料理も科学的エビデンスのある作り方のコツを知ることで、一味も二味もグレードアップ!イラストで手順をわかりやすく解説します。(出版社ウェブサイトより)


詳細はこちらから




【新刊のご案内】

食の未来には“リベラルアーツ”が必要だ──『WIRED』から生まれた新刊『教養としてのフードテック』




それではまた次回のFoodtech EYESでお会いしましょう



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https://unlocx.tech/


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foodtech_eyes@unlocx.tech


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